2014年1月25日土曜日

視覚障害者雇用・就労支援連続講座

1月21日、22日に開催された、第8回視覚障害者雇用・就労支援連続講座「会社に視覚障害者を受け入れるには」に、当センターの訓練生および職員が参加いたしました。
この講座は、視覚障害者就労生涯学習支援センターが主催しているもので、企業と視覚障害者、支援機関の間の、視覚障害者の就労に関する情報交換を目的として開催されています。











講座の中では、実際に様々な企業で働いている視覚障害者がどのような業務を担当し、どんな課題を抱えているのか、そしてそれらの課題をどのようにして克服したのか、といった、具体的なお話を伺うことができました。

参加した訓練生の感想を紹介します。(一部抜粋・原文のまま)―――――――

今回の視覚障害者雇用・就労支援連続講座は第8回目でしたが、私が参加したのは初めてでした。私の調べ不足が原因だと考えています。
初日は弱視の方、二日目は全盲の方のお話を聞くことができました。私は特に二日目が楽しみでした。実際に全盲の方のお話が聞けるということを知っていたからです。
私はこれまで、「会社に就職をしたら(最初の時を除いて)すべて一人でやらなければいけない」「人を頼ってはいけない」とおもっていました。しかし実際お話を聞いてみたところ、上司にエクセルで、セルの色や罫線の情報などは自分でわからなければ聞いてもいいということが初めてわかりました。
また、たくさんの努力をすればたくさんの仕事をいただけるようにもなることを知りました。私も就職に向けてさらに努力をしなければいけないと感じました。
「視覚障害だからなにができない」「車いすだからなにができない」ということばかりではなく、少しでもできることを自分で考えて、それを100%やりこなせるようになりたいです。だから今後も努力していきます。

―――――――(ここまで)

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