2013年9月12日木曜日

カリキュラム紹介~調理実習

当センターでは、仕事に必要な知識や技能を身につけるための訓練だけでなく、社会的自立を助けるための訓練も様々行っています。
今日は、その中のひとつ「調理実習」を紹介します。

6日(金)のメニューはカレーでした~。

まずは野菜の下ごしらえから。
ピーラーも包丁も使うのは初めて、という訓練生も少なくありません。






























野菜とお肉を炒めているところ。
調理実習は1年生、2年生合同で、4つの班に分かれて行っています。
















付け合せの野菜サラダも上手にできました。
味のほうは・・・カレーのルーは市販のものなので、大丈夫でしょう!















ところで、6日(金)には、ちょっとした事件が起こりました。
訓練生の一人が「自分は何もできないから」と調理実習の時間をさぼってしまったのです。
確かに障害によっては、包丁を使ったり、洗い物をしたりするのが難しい、という訓練生もいます。
しかし、「カレー」という料理が、どのような過程を経て完成するのか、それを間近で見、匂いを嗅ぎ、コンロの火の暖かさ(時に危険な熱さ)を感じ、仲間の作ったカレーを食べる。それだけでも貴重な体験だと思います。

そういった経験の積み重ねから、「自分のできることを率先してやる」姿勢が身に付いてくれることを願っています。

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