2013年9月5日木曜日

フォーカストーク講習会

先週の金曜日(8月30日)、当センターにて画面読み上げソフト「フォーカストーク」の講習会が実施されました。
フォーカストークとは、スクリーンリーダーと分類されるソフトウェアのひとつで、パソコンに入力した文字列はもちろん、キーボードから指示した操作内容(例:「ファイル」-「開く」、「OKのボタン」)や、漢字の詳細読み(例:「明るい、に子供の子」)などを、音声合成によって読み上げてくれるというものです。視覚障害者がパソコンを利用する上で欠かせないソフトウェアであるとともに、学習障害を持つ人の情報収集や読書にも活用されています。

講習会は、当センターからの「ぜひ実施してほしい!」という要望に快く応えていただく形で、実施されました。大変有難いことです。
そして、当日はなんと!スクリーンリーダーの開発元である、株式会社スカイフィッシュの大塚社長が直々に、講師を務めてくださいました。

講習会では、フォーカストークの使い方のみならず、大塚社長のフォーカストークへの熱い思いや今後のビジョン、業界の最新事情等も伺うことができ、大変有意義な時間となりました。
視覚障害を持つ訓練生にとっても、ソフトウェア開発者と直接、話をするという、初めての機会です。さそがし貴重な体験となったに違いありません。

大塚社長がこのときの様子を、ご自身のFacebookにアップされた記事へのリンクです。
https://www.facebook.com/otsuka.masanaga/posts/501778203234345?notif_t=like
(Facebookへのログインが必要です。)

文中、「現場のかたの当事者意識の高さ」とあり、身の引き締まる思いがしました。
この言葉に、恥ずかしくないようにしなくては・・・!!
訓練生とともに勉強する日々が続きます。

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